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It enters the real addict.10

おまたせしましたー。

気がついたら、間が開いてました。ごめんなさい。

もうちょっと定期的にお話が書けるようになりたいです。


あ。
なんか貼るのがないなぁ。って思ったところで見つけた動画。

こんなカラオケに混じりたい。



それでは、追記にお話あります。

気に入ってくれたら、ぽちしてくれたら嬉しいな☆
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それでは始めます。

がんがんと痛む頭を抱え、ベッドに飛び込み、のたうちまわるように転げまわった。

頭が痛い。

ハンマーで何度も全力で殴打されるような痛みに、俺は低くうめきながらのた打ち回り続ける。

痛い。

痛い。

痛い。

助けて。助けて。

気が狂ったように叫び続けて、顔面にばしっと物凄い衝撃が走って、我に返った。

どれだけ叫び続けていたのか。声はかすれて、がさがさで。

頬は何度か叩かれたらしく真っ赤になっていた。

「ユチョンっ」

「・・・ヒョ、ヒョン・・・」

「よ、良かった。気が狂ったのかと思った。ほんと、良かった・・・」

ジェジュンヒョンはぺたりと床に座り込んだ。

俺はきょろきょろと周りを見ると、ジュンスに背中から抱きかかえられてるのに気が付いた。

「ユチョンって、思った以上に力あるんだね」

変に冷静な、的外れなコメント。

「えっ、俺・・・なんかした?」

「知りたい?」

冷静に俺を離すと、ジュンスは俺の隣に座った。

タンクトップから覗く二の腕には、無数の蚯蚓腫れ。

酷いところは肉をそいで血が流れている。

はっとして自分の手を見ると、つま先が真っ赤になっていた。

「ご、ごめん。ジュンス、ごめんっ」

ジュンスはふいっと目をそらすと。

「別に、そんなに深くないから大丈夫」

そう言って目を伏せた。

「ごめん」

俺も床を見る。

白い、血が通ってないかのようなつま先が見えた。

足の指。

そのまま足の甲まで白いまま。

「ユチョナ、ごめん」

白い足が俺に一歩近づいた。

上半身に人がかぶさって、ぎゅっと抱きしめられた。

「あ。ジェジュンヒョンにも俺なんかやっちゃった?」

「俺は・・・、ジュンスがかばってくれたから大丈夫」

俺を抱きしめる指先は震えている。

抱きしめられている相手が分かるなんて・・・。

相当怖い思いをしたのだろう。

記憶が無いとは言え、本当に申し訳無いと思った。

記憶が無い間に俺は何をしていたんだろう。

そんなちょっと前の自分の行動さえ覚えていない。

記憶が無い。

と、言うキーワードに俺は体が震えた。

がくがくと震えだす体を止められない。

俺は自分自身を抱きしめた。わざとゆれているかのように、体が震える。

怖い。

記憶が無いのがこんなに恐ろしいことなんて。

「こ、怖い・・・。なんで覚えてないの。なんで俺はユノってことの人の記憶が無いの。どうしてっ。俺、ユノっ
て人と何かあったの?」

俺は俺を抱きしめているジェジュンヒョンの肩をつかむと、ガシガシと揺さぶった。

「なんで。なんでっ、俺。俺の持ってる記憶って本当なの。俺の知ってる事実って本当?ねぇ、ジェジュンヒョン
っ。教えてよ」

揺さぶられながら、ジェジュンヒョンは静かに顔を下にそらした。

ジェジュンヒョンの無反応な態度に俺は揺さぶる回数を増やす。

「ねぇ、何が本当なのっ」

「リーダーだよ。お前はメンバー。ユノヒョンの記憶が抜け落ちたのは、厳しいリーダーだったからだろ」

ジュンスは激昂する俺を言葉で止めた。

「何ソレ・・・。俺がユノって人を嫌ってたから、記憶が消えたってこと。ジュンスっ」

俺はジェジュンヒョンを離すと、ジュンスに向き直る。

ジュンスの腕の傷はじくじくと血を流している。

俺はジュンスの体に触れることはできなくて、距離だけを詰める。

「そう。ユチョンは一番起こられてたから。そっちゅう愚痴ってたじゃん。覚えてないの?」

「知らない」

「ねぇ。ジェジュンヒョン。ユチョンってめっちゃユノヒョン嫌いだよね?」

「えっ、ジュっ・・・」

ジェジュンヒョンは一瞬何か言いかけて。

「あっ。うん。そう。めっちゃ嫌ってた。俺たちが誉めると、めっちゃ毒づいてたじゃん。覚えてないの?」

ニコニコと俺の肩をバンバンと叩きながらそう言った。

「本当?」

俺はいまいち二人の事が信じられなかった。

しかし・・・、自分の中にはユノと言う人の記憶は無い。

二人のことを信じるべきだろうか。

「僕、ユチョンに嘘だけは言ったこと無い。そうでしょ?ユチョン」

「・・・うん。だって嘘つく必要無いし、って良く言うじゃん」

「じゃ、嘘じゃないってことじゃん」

冷たく言い切られる。

確かに。俺に嘘をついた所で、この二人にはメリットは無いはずだ。

ジェジュンヒョンを見上げても、ニコニコとしたままだ。

「そうだよ。ユチョン、ジュンスは嘘つかないよ。だって、ユチョン、ユノのことめっちゃ嫌ってる上に怖がって
るから、5人で仕事するの大変だったんだから」

「ほら、ジェジュンヒョンも言ってるじゃん。あんまりにも嫌いだから忘れちゃったんだよ」

さっきまでとても恐ろしい表情をしていたジュンスも、にこって笑う。

「そ、そうなの。それで俺よく7年も我慢したね。できるのそんなこと?」

俺は不思議な気分になった。そんなに俺は我慢できるのだろうか。

俺の記憶では、東方神起での活動はきつかったけど、人間関係の悩みは無かった。

・・・。

嫌な事だけを忘れてしまったのか。

「俺って都合の良い人間なんだね」

俺はははっと乾いた笑いが出た。
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Secre

No title

nanaさん、おはようごじゃいます。
はぁ。息止めて読んじゃった…。壮絶で。
(o;ω;o)
つ、辛いね;
みんな辛すぎる;
書いてるnanaさんも辛いでしょ;
身が持たないから、早く展開して…と、お願いしてみる^^;
非情な読者。
カラオケ、めっちゃ楽しそ^^
なんか、カッコイイ人もいる♪
混ざりたい〜〜!!

久々に読んだ・・・

あれから3話分も進んでたんだねぇ〜(爆)
ジュンス、JJの気持ちわかるよ。
ユチョに本当の事聞かせて(恋人だよって)その方がいまのユチョには残酷だよね。
そんな大事な人の存在も忘れてしまってる自分・・・辛いよねぇ〜
今はこれでいいんだよねぇ・・・しかし悲しい・・・悲しすぎるぞユチョン(T-T)
その隙になんとか一度でもユノを頂くことはできないのか、あたい病床の見舞い代わりに

nanaちゃ〜ん(T_T)

もう、せつないを通り越して悲しいよ。
ユチョも悲しいし、ユチョのために嘘をついてる、JJとズンスも悲しい。
あ〜ん。どうなるの(T_T)

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

つらいですね〜

3人ともつらい状況になりましたね〜。。。
ハラハラしてしまう〜><
切ないなぁ〜。。。ゆちょーーーん。。。(笑)
この先、ユチョンの記憶はどーなっちゃうのぉ〜?
気になる〜っ
nanaさんのペースでいいので更新お待ちしております〜。(^^)

悲しいよ〜

ホントに悲しい。
ユチョはもちろん、ホントのこと言えないJJ、ジュンス(T_T)
血が出てるのに、力あるんだね〜って言ってるジュンス、青白くなって←多分
震えてるJJ…
痛ましいほど病んでるユチョ
みんなまとめて悲しいよう(>_<)
身体は憶えてないの?ユチョナ〜

ゆちょみかんさん!!

あんにょんです!!
> はぁ。息止めて読んじゃった…。壮絶で。
> (o;ω;o)
今回あたしも辛かった。
書いてて何回息をのんだか。
> つ、辛いね;
> みんな辛すぎる;
> 書いてるnanaさんも辛いでしょ;
> 身が持たないから、早く展開して…と、お願いしてみる^^;
> 非情な読者。
さすがだ。
ゆちょみかんさん。できる女は違うのぅ。
> カラオケ、めっちゃ楽しそ^^
> なんか、カッコイイ人もいる♪
> 混ざりたい〜〜!!
ね!
あたしも躍らせてー!!
よく分からんフリで踊るからー!!
混ぜて混ぜてーってあたしも画面向かって叫んでみた☆

おんにー!!

回復おめでとー!!
> あれから3話分も進んでたんだねぇ〜(爆)
そうそう。
おんにと電話できないので、しょーがないからFF書いてた←
> ジュンス、JJの気持ちわかるよ。
> ユチョに本当の事聞かせて(恋人だよって)その方がいまのユチョには残酷だよね。
> そんな大事な人の存在も忘れてしまってる自分・・・辛いよねぇ〜
絶対ジュンスってこんな時の判断的確だと思うんだよねぇ。
状況捉えるのが上手ってかさぁ。
> 今はこれでいいんだよねぇ・・・しかし悲しい・・・悲しすぎるぞユチョン(T-T)
悲しいねぇ。
いつになったら思い出すんだろうね。
> その隙になんとか一度でもユノを頂くことはできないのか、あたい病床の見舞い代わりに
オンニ。
自分にトドメさしちゃイヤンですたい。
ユノのエロモンで瞬殺だぞ☆
あ。
ユノのエロモンって女の人には出ないんだった。

みゆちょんさん☆

> もう、せつないを通り越して悲しいよ。
> ユチョも悲しいし、ユチョのために嘘をついてる、JJとズンスも悲しい。
> あ〜ん。どうなるの(T_T)
悲しいよねぇ。
あたしもどうしてこんなに暗いお話を書いちゃったんだろうと頭を抱えてるよ。
しかも見切り発信だから、どうなるか、あたしも打ってみないと分からない汗

鍵コメK様

> エ〜ン、ユノ、ユチョの嫌いな人になっちゃった・・・。
> この後の展開どうなっちゃうんだろう。
> なんか、お話長くなりそうな予感・・・・ふふ
そうなんですよ。
今文字数を通常の原稿用紙換算で40枚超えちゃいました。
RAIN超えないかめっちゃ心配です汗
> カラオケでモニターすぐ前で踊ってる人、めっちゃユノに姿形似てません!?
> 私なんか何回もリピしてガン見しちゃいました☆
まじっすか!!
ちょっと確認してきます!!
> はあぁぁ〜、ユノ不足、2U不足〜をnanaさんのFFで持ちこたえてます!!
> 次回も心臓止めないよう、楽しみにしてま〜す♪
ですね!!
心臓止めるのはトンの復活ライブか2Uの結婚式まで取っておかなくっちゃ!!
どうにか妄想でカバーしましょう!!

しまじろうさん☆

> 3人ともつらい状況になりましたね〜。。。
> ハラハラしてしまう〜><
ですよねぇ。
この前、この時期のことをJJがツイで書いてましたね。
なんか、お葬式いけなかったのに、それを責められたとか。
帰るに帰れなかっただけなのに、身近の人にも責められちゃうなんて、本当切ないですよね。
> 切ないなぁ〜。。。ゆちょーーーん。。。(笑)
> この先、ユチョンの記憶はどーなっちゃうのぉ〜?
> 気になる〜っ
どうなるんでしょう。
あたしもオチしか考えてないので、どうなるかは神のみぞ知る☆です。
本当、どうなるんだろう。
> nanaさんのペースでいいので更新お待ちしております〜。(^^)
はーい!がんばります!!

さいやんさん☆

> ホントに悲しい。
> ユチョはもちろん、ホントのこと言えないJJ、ジュンス(T_T)
> 血が出てるのに、力あるんだね〜って言ってるジュンス、青白くなって←多分
> 震えてるJJ…
> 痛ましいほど病んでるユチョ
> みんなまとめて悲しいよう(>_<)
うー。
あたしもなんでこんなお話書いちゃったんだろう。
って思ってます。
もうお話はあたしの想像の外ですよ!!
JYJの3人がお話の中で、早く幸せになりますよに。
現実の3人はツイッターでわきゃわきゃしててなんかめっちゃ和みますよね!!
> 身体は憶えてないの?ユチョナ〜
ふふふ。
秘密ですよー。
どうなんでしょう。
プロフィール

nana

Author:nana
このブログではあえて、あたしは2Uペンとだけしか言いません。

2Uが好きなんです。それだけなんです。

あとはどうでも良いんです。

2人じゃなきゃ意味が無い。本気でそう思ってます。

だから、2:3どっちも誉めるし、どっちもどうなの???って話をします。

気分悪くしちゃったらごめんなさいね。


※画像の出所は画像の中にあります。
すべての著作権は著作元に帰属します。

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